多肉植物の育て方 夏の水やり3選を教えます!!

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水やりに悩んでいませんか?

水やりに悩んでる方結構いらっしゃいます。

なぜなら、日本には『春、秋、夏、冬』四季があるからです!

私は900種類以上の多肉植物を育てています。

この記事では、夏の水やりについて書いています。

夏の水やりがわかるようになります。

夏の水やりは夕方に①さっと水やりしたり、②鉢の1/3くらいまでしみるように水やりしましょう。たまには③液肥を入れてもいいですね。

①さっと水やり

夕方に日中の暑さで高温になった土や苗の温度を下げるため、さっと水やりします。

ダニ対策の効果もあります。

暑い日のは出来たら毎日行うといいですね。

②1/3まで水やり

鉢の1/3くらいまで水が染み込むように水やりします。1/3はあくまでも目安です。

さっと水やりは温度を下げることと、ダニ対策ですが、1/3までの水やりは根っこに水をあげるためです。

1/3ではすべての根っこ(鉢全部)に水はいきわたりませんが、蒸れも怖い為早く乾く1/3まで水やりします。

③液肥

春や秋の成長期にあげるイメージですが、夏に力を少しでもだしてもらう為に液肥を使う事をおすすすめします。

1.根の発育促進:リキダスに含まれる栄養成分が根の成長を助け、より健康で強い根を育てることができます。

2.ストレス耐性の向上:環境ストレス(乾燥、温度変化など)に対する耐性を高め、多肉植物が過酷な条件でも生き延びる力を強化します。

3.葉や茎の健全な成長:リキダスの栄養素が葉や茎の成長をサポートし、色艶の良い健康な植物を育てるのに役立ちます。

4.病気への抵抗力の強化:植物の免疫力を高める成分が含まれているため、病気にかかりにくくなります。

5.吸収効率の向上:植物が土壌から栄養を効率的に吸収できるようにするため、全体的な健康状態を向上させます。

  1. 成長促進:HB-101は天然植物エキス(スギ、ヒノキ、マツ、オオバコ)を含んでおり、多肉植物の全体的な成長を促進します。
  2. 根の強化:根の発育を助け、より強くて健康な根を育てることで、植物の安定性と栄養吸収能力を高めます。
  3. ストレス耐性の向上:乾燥や温度変化などの環境ストレスに対する耐性を向上させることで、多肉植物が過酷な条件でも健全に育つことを助けます。
  4. 葉の健康維持:葉の色つやを改善し、健康で美しい葉を保つことができます。
  5. 病気への抵抗力:植物の免疫力を強化し、病気にかかりにくくする効果があります。
  6. 水やりの効果向上:水と一緒にHB-101を与えることで、水分と栄養の吸収がより効率的に行われるようになります。
  1. 成長促進: ハイポネックスには窒素(N)、リン(P)、カリウム(K)の三大栄養素がバランス良く含まれており、多肉植物の健全な成長を促進します。
  2. 根の発達: リンが豊富に含まれているため、根の発育を助け、植物の栄養吸収能力を向上させます。
  3. 耐病性向上: カリウムが植物の細胞を強化し、病害虫や環境ストレスに対する耐性を高めます。
  4. 美しい外観: ハイポネックスは植物の葉や花の色を鮮やかにし、全体的な見た目を改善します。
  5. 水分保持: 多肉植物は水分の保持が重要ですが、ハイポネックスは適切な水分管理と併用することで、植物が必要な水分を効率よく吸収できるようにします。

時期による水やりを紹介します

梅雨前編

梅雨前は春より気温があがって、土も早くかわいた状態になりやすいです。

そんな時は鉢やポットの下から水がでるくらいたくさんあげましょう。霧吹きなど土の上だけ濡れた状態では、根っこまで水がいかないので水が吸えません。必ず根っこまで届くようにたくさんあげましょう。

水をあげたら葉と葉の間に水が溜まったままにしていると、光があたり残った水滴がレンズの役割をしてしまい、葉や中心が痛んでしまう可能性があります。できるだけストローやブロアー、100均で売っている500円のUSBブロアーなどで水滴をとばしてあげましょう。

梅雨編

梅雨時期には、あまり水やりをしなくてもいいと思います。たまに急に晴れたり気温が高温になったりするので、苗の様子をしてさっと水やりしましょう。

なるべく長雨にあたらないように対策してください。

対策

雨があたらない場所(軒下や車庫など)におく。

ビニールハウスにいれる(あれば)。

ビニールや不織布などをかける(風は通るようにしないと蒸れて腐ります)。

室内などで育成ランプを使用してもいいですね。

真夏編

梅雨が終わり灼熱の夏!

多肉植物を育てている場所、環境によりますが、

理想はこれから風がふく日または風が吹いている日の夕方(水をあげるなら必ず夕方以降!)に鉢やポットの1/3くらいまで(目安として)水をあげるか、サッとダニ対策と気温を下げる目的としてあげて下さい。

まとめ

少し前までは夏に水やりをしなくても大丈夫と聞いていてそうしていましたが、最近は水やりしないと夏の灼熱に耐えられなくなり亡くなってしまいます。水やりと夏の湿気で根腐れするより、暑くてカリカリになったり、日焼けして亡くなっている事のほうが多いでです。

私は出来る日は毎日夕方にさっと水やりして、時間がある時は液肥を噴霧器に入れて水をあげています。

多肉植物は

  1. CAM光合成(Crassulacean Acid Metabolism):
    • 多肉植物の多くはCAM光合成を行います。これは、昼間に気孔を閉じて水分の蒸発を防ぎ、夜間に気孔を開いて二酸化炭素(CO₂)を取り込み、マレイン酸として貯蔵するプロセスです。
    • 昼間には、この貯蔵されたマレイン酸が分解され、CO₂が放出されて光合成に利用されます。
  2. 夜間の気孔の開閉:
    • 夜間、気孔を開くことで二酸化炭素を吸収し、植物内部に蓄積します。
    • このプロセスは、昼間の高温乾燥条件下での水分蒸散を最小限に抑えるのに役立ちます。
  3. 貯蔵能力:
    • 多肉植物は葉や茎に大量の水分と栄養を蓄える能力があり、これにより乾燥した環境でも生存が可能です。
    • 夜間に吸収したCO₂を用いて、昼間に効率的に光合成を行い、エネルギーを生産します。

以上の事で夕方に水やりをする事がいいです。

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