多肉植物をふやす方法の一つにカット✂して増やす方法があるらしいけど、どうやったら良いかわからないなって思っていませんか?
カットして増やすことはわかるけど、かわいい多肉ちゃんカットできない!なんて思っている方いますよね。
せっかく手に入れた多肉植物をカットで失敗して亡くしてしまうと思っているからです。
私は春や秋には、片っ端からカットしまくっています(笑)
この記事は怖くてカットできない!という方がテグスを使ってカットできるように、テグスでのカット方法をわかりやすく写真付きで説明しています。
だれでも失敗はありますが、恐れていてはかわいい多肉ちゃんは思うように増えてくれません。まずは葉を取りテグスを入れられるすき間が出来た多肉植物からカットしてみましょう。
葉をとる
今回はムーンストーン&プリドニス×原種コロラータの苗をつかって説明します。
下葉の1~2段目くらいの葉を残し、2or3段目の葉をぐるっと一周取ります。苗の大きさや葉数によって何段目にするか決めて下さい。
上の写真では、下葉ぐるっとだいたい1段残している途中です。葉を取ると葉と葉の間に隙間が出来、テグスを入れやすくなります。
ぐるっと下葉をだいたい1段を残そうと、葉をとって(引っ張って)います。取りにくい葉、などあるのでとれなさそうなら下のテグスを入れるから行ってください。
テグスを入れる
写真が汚くてすみません💦以前DAISOで購入したテグスです。これは9号ですが違う寸法のテグスもあります。ご自身が使いやすい寸法のテグスをお使いください。
ぐるっと一周葉をとったところにテグスを入れました。
テグスのコツ
すき間にグルっとテグスを回したら、
しっかり左手にテグスを握って、右のテグスをひっぱり、
茎にテグスがあたるように引っ張って下さい。
右のテグスを引っ張り終えたら、
今度は右手にテグスをしっかり握り、
左手のテグスを引っ張りテグスが茎にあたるようにして下さい。
むやみに引っ張るとテグスが葉をえぐってしまうので、
しっかり葉と葉の間にテグスがはいるようにして下さい。
カットする
テグスを交差して引っ張って下さい。
手が切れてしまう可能性もあるので、手袋などして手を保護したうえでおこなって下さい。
写真左がカットした苗の上部分です。右はカットした苗の下の部分です。
きれいにカットできました。
カットした苗の下部分です。葉を数枚苗に残すことで光合成が出来、養分が取れるので子株が出来る期待が増えます。ここから2、3枚葉をとってもいいです。
カットした上の苗は数日切った部分を乾かしてから、土の上においてもいいですし、根がでるまでどこか風通しのよい場所に置いてもよいです。
カットした下の苗は、いままで陽に直接あたっていなかった部分が、上の苗がなくなった為あたるようになります。天気がよいからと直射日光や日当たりのよい場所に置くと日焼けをして、最悪苗が死んでしまいます。陽が直接当たらない棚の下や苗の上に日陰になるような物を置いたりしましょう。
失敗例
チョコキャンディーの失敗例です。
葉と葉の間がほぼなく、葉もとれなくてカットする時は葉を何枚かダメにするものだと思っておこなっています。
下葉をぐるっと一段残してカットしたら失敗しました。下葉を2段くらい残してカットすればよかったと思いました。運が良ければ子株が出てきます。
まとめ
今回はテグスでカットする方法を紹介しました。
カットには、はさみ✂でカットしたり、手でとれる苗は手で取ったりします。
①葉が取れる苗は葉と取って、葉と葉の間に隙間を作りましょう。
②つくった隙間にテグスを入れましょう
③テグスでカットしましょう。
⑤カットした苗を直接陽にあてないようにしましょう。
以上テグスでのカットを紹介しました。
失敗することもありますが、慣れや経験で失敗も少なくなります。
子株が出るととても愛おしく嬉しいので、臆せずカットしていきましょう!
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