

植え替えって聞くけど、まず、植え替えってなに?
いつどうやったらいいの?入れ物を変えればいいの?苗を変えるの?
など分からない事がでてきていませんか?
そんな方に何百回も植え替えをしている私が、植え替えのやり方を教えます。
苗の状態によっても変わってくるので、写真を使って植え替えを具体的に紹介します。
1~2年ごとの秋ごろに、土と鉢を全て交換してください。栄養がなくなった土と古い根っこを捨ててください。
植え替えとは

植え替えとは、今入っている鉢やポットから苗を抜き、古い根っこと土を捨てて、新しい鉢に抜いた苗と新しい土とオルトラン(薬)をいれる事です。
この時に枯れ葉やくさった葉なども取り除き、カットや葉挿し、大きくなった子株を取り外します。
いつ植え替えをしたらいいのか
植え替えにおすすめな時期は秋です。
なぜなら多肉植物の成長期だからです。
成長期に根っこや葉を触ったりしても成長期なので活気に満ちたパワーがあり、根っこや葉を冬や夏に比べて早く作るからです。
多肉植物の成長期を人間で言えば成長する子供の時期ですね。
私の意見ですが、小苗は植え替えるなら秋がいいと思います。冬は寒さをふせいであげれば小苗も大丈夫ですが暑さは何ともならず、夏に小苗がダメになった数が多かったからです。
なぜ植え替えが必要なのか5つの理由
時間が経つと鉢の中の栄養がなくなり成長が鈍くなります。
多肉植物は特に肥料などあげなくてもそだちますが、培養土や化成肥料などを入れていると苗が栄養を吸収し、水や雨が流して肥料はそのうちなくなります。
根っこで鉢の中がぱんぱんになり新しい根っこが伸びにくくなります。
鉢の中で根っこを出して土から栄養や生きる為の養分を取り生きています。古くなった根っこは役目を終えてもその場にいます。その為新しい根っこが伸びる場所が限られてくるので、植え替えによって古い根っこを取りのぞきましょう。
雨などで酸性に傾くため。
多肉植物が好むのは弱酸性ですが
日本の雨は弱酸性、化成肥料は酸性、多肉植物でよく使われる鹿沼土と軽石は酸性です。
赤玉土(弱酸性)、くん炭(アルカリ性)、石灰(アルカリ性)をいれたりしましょう。
必ず入れないといけないわけではありませんが、白絹病は酸性に傾くと出やすいとも聞きます。
気になる方は土壌酸度計で調べてみてください。
虫などが鉢の中に入っている事があります。


ハチがよく飛んでいるなと思っていたら、棚の上に置いていた鉢の後ろの穴から、ハキリバチが幼虫を育てるために葉っぱをせっせと運んでいました。
ほかにはありが巣をつくっていることもあります。
土がカチコチになり土の中で息ができなくなってきます。

時が経つと、小粒の土がくずれて粉となり土と土の間に隙間がなくなり、土がカチコチになり根が伸びる事が出来なくなってきます。
どういう苗を植え替えするのか7選
鉢から根っこが出ている

分かりやすいですね。鉢の中ではもう根っこがおさまらなくなっています。植え替えしましょう。
鉢の中で根がぱんぱん

外から見てプラスチック鉢がぱんぱんになっている苗。
鉢の中で根がいっぱいになってしまっています。
このままだと新しい根っこがでずらくなり、茎から根っこや気根がでてくるか、栄養が吸収できなくなり最悪枯れます。
カットした後、子株が大きくなった苗


下葉を数枚残して苗をカットし、カットしたところから子株が出て、子株がそだちます。
子株が大きくなった苗

子株が大きくなったので、2苗からお一人様ずつにして植えたほうが苗のかたちがくずれず、成長しやすくなります。
伸びてしまった苗


上に伸びる苗やランナーが伸びる苗はそのままでも暴れた感じになりいいんですが、苗がのびてしまっているので苗を途中でカットして植えてもいいですね。
もりもりになったセダム。



もりもりの苗の裏では根が土についておらず栄養(水)が吸収できずカリカリになってきます。
反対にもりもりの為、梅雨時期には風通しが悪くて、蒸れて腐ってしまう場合もあります。
茎から根や気根が出ている苗

茎から根っこが出ています。
土の中の根っこから栄養(水)が吸収できないので、茎から根っこや気根を出して栄養をとろうとしています。
植え替えのやりかた
完成図

左の写真から右の写真へ植え替えしました。
苗を抜きとる

鉢から苗を抜き、取れる土と古い根っこをとりました。むりに土を全部とる必要はありません。
子株が伸びていたので、手で親株から取りました。
鉢の大きさ

苗の根っこの大きさで植える鉢の大きさを決めて下さい。
根っこ全体より少し大きな鉢に入れてください。

ハオルチアは根っこが太く長いので、鉢も大きくなります。
私の土の作り方2023年秋バージョン

2023年秋、私のやりかたを紹介します。(最近の苗の状態やその年の考えで変わったりします)
①鹿沼土、赤玉土、培養土を100均の園芸シートに出しスコップなどでよく混ぜます。
鹿沼土多めの配合にしていますが、だいたい適当です(笑)
②③100均のざるに①の土を入れてふるい、細かい土②と大き土③に分けます。
鉢に土を入れます

鉢底に先ほど作った大きめの土③をいれ、その上に先ほど作った細かい土②を鉢すれすれのいっぱいまで入れます。

ほかの植物は水をためる部分が必要なため土をめいっぱい入れませんが、多肉植物は水をためる必要がない為めいっぱい上まで土をいれてください。

最後に鉢の中の土の隙間をなくすため、鉢を数回落とすか鉢の横をトントンして下さい。
ピンセットを土に何回か刺して隙間をなくすか、へら付きのピンセットを使ってもいいですね。
薬や肥料をいれます

浸透性の殺虫剤『オルトラン』を青で囲ってある場所に置いています。土に混ぜてもいいですよ。
お使いになる薬の使い方説明文を読んで使用してください。
肥料も植え替えの時追加するとよいですね。
土の上に置くタイプの肥料です。
土に混ぜるタイプの肥料です。
まとめ
植え替えを説明してきましたが、お分かりになりましたか?
植え替えをした時に茎がくさっていたり、ちょっとした変化にも気付けますし、葉挿しも植え替えの時におこなうと葉が取れやすくてやりやすいので、おすすめです。
コメント