

はじめてのマルシェ出店で不安だと思いますが、お客様と直接お話出来て品の紹介や直接感想を聞ける場は、とてもドキドキわくわくしますね。
しかしマルシェ出店となると何を準備をしたらいいのか、悩みますよね。
そんな方に、主に屋外で多肉植物の出店経験が30回以上ある私が、マルシェ出店時必要なもの、あったほうがいいものを紹介します。
タープやテント、机などはイベント会場によって借りれる場合があるので、出店申し込み時に主催者さんに聞いてみてください。あと必須なものは、商品を並べる棚やケース、値札、おつりです。
最後まで読んでいただければ、実際出店した時に困らないものがそろえられます。
テント(タープ)
テントと言っても大きさや仕様がたくさんあります。
サイズ
イベントによって小間サイズ(自分がテントを張れる範囲、商品が置けて、自分達が出店時いることができる場所)が異なります。
テントでの出店では、1小間(2m×2m) (2m×2.5m)(2.5m×2.5m) (2.5m×3m)(3m×3m)のどれかのサイズではないでしょうか。大きいイベントではさらに小さい小間もあります。
ではテントのサイズはどれがいいのか・・・、答えはないです💦私は1小間サイズがテントより小さい場合、サイズ違いを買いたくなかったので、2m×2mのテントを購入しました。女性が一人で張れるテントの大きさは(2m×2m) (2m×2.5m)くらいだと思います。お隣の出店者さんや主催者さんが手伝ってくれる場合もありますが、1人でテントを張れるサイズなのかというのも、サイズ選びの1つですね。
そもそもテント張っていない出店者さんもいるので、テントは必須ではありませんが、屋外での突然の雨、直射日光、風を防いでくれるので、自分自身も安心できます。
仕様
設置方法
どうやって設置できるのか購入前に調べましょう。
商品のHPや口コミをみて、具体的にどのように設置するのか調べて自分が出来るか確認しましょう。
ベンチレーター付
ベンチレーター付とは、風が天井から抜けることができるテントの事です。
屋外の場合、風が強くふく時間帯もあるので必須です。
ベンチレーター付きでも、風がふくと自然に風が抜けるタイプと、足が固定でついているタイプがあります。足が固定でついているタイプは風がよく通りますが、強い雨が降ると雨がそのまま入ってくるので要注意です。
サイドシート(横幕)
風や日差しをさえぎる事ができる、サイドシート(横幕)も必須です。
夏は時間帯によって日差しが強くなるので日差しをさえぎり、冬は風がビュービューふいている時は風をさえぎる事ができ、急な雨も防いでくれて商品や人を守ってくれます。
後ろと両サイド用に3枚あれば一番いいですが、最低でも1枚は欲しいです。
おもり
出店場所によっては風が1年中強くふく場所もあります。そういう場所では『テントの脚1つにつき10kg以上のおもりを必ずつけてください。ない場合は出店出来ない場合もあります。』と規約に記載されているイベントもあります。
私はこれを使っています。水を抜いて運べるし、これをおもりにしてテントが浮いたり、飛んだことはありません。
ペグ(テントのロープを地面に固定するために使用)が付いている商品もありますが、ペグでもOKの場所もありますが、ダメな場所やコンクリートの場所もあるので、おもりは持っていたほうがいいです。
おもりがないと風で簡単にテントが飛ばされます。実際飛んでいるテントを見たことがあります。10㎏じゃなくても重りは必ずつけましょう。
その他
UVカット仕様、撥水加工、フレームの素材、保証、重さ、高さ調節がどれだけできるかなど、確認しましょう。同じくらいの値段なら比較対象に出来ますね。
机やコンテナ
折り畳みの机はコンパクトにたためるので、持ち運びに便利です。
脚の一番下にアジャスター付き(長さが調節できる)商品だと、でこぼこしている場所では重宝しますよ。
どのようにディスプレイするのかによりますが、とりあえず机があれば商品を並べられます。フリーマーケットなら机ではなく、ブルーシートの上に商品を並べている出店者さんもいらっしゃいました。
出店配置場所により使える面が1面の時と、2面3面使える場所かがあります。
コンテナ
机を使わなくて、商品を入れて運んできたコンテナを積み重ね、コンテナとコンテナの間に木などかけ、その上に布などを敷き、その上に商品を置く方法もあります。
ディスプレイ棚
何回出店しても毎回悩むのが、ディスプレイ方法。ただ並べるだけではなく、高低差や見てほしい押しの商品を置く場所、見やすさ、商品の取りやすさ、お客さんの流れる方向など考えてディスプレイしてみましょう。
アクセサリーなどでよく使われそうな棚です。色は世界感に寄せて色を塗ったり、布など掛けたりしてもいいですね。
私も出店時使っています。全面に見本商品を置いて、その後ろに実際に渡す商品を置いています。
車に乗れば欲しい棚ですね。
椅子
ちょっと座れる椅子があると、休憩時や飲食する時に重宝します。
台車
イベントによって違いますが、駐車した場所から出店場所が遠い場合もあります。そんな時あると便利なのが台車です。
最近子供が乗っているのをみかけるキャリーワゴン。荷物を運ぶ時すごく便利です!耐重量があり、全面に囲いがあるので、少しぐらい揺れても大丈夫です。おすすすめです。
その他
おつり
1万円などお客様が出された時に、おつりがないとお客様も困るし出店者も困ります。
最低でも、1000円札20枚、5000円札2枚、500円玉4枚、100円玉20枚くらいあると安心です。
お店が軌道に乗ってきたら、PapyPayやクレジット決済を検討してもいいですね。
ロゴ、店名
忘れてはいけないのが店名です。店名を決めたら、商標登録されていないかどうかを必ず調べてくださいね。次は文字の字体と色を決めましょう。
店名を決めたらロゴ(マーク)も考えて見ましょう。必ず必要ではありませんが、お客さんの目にとまりやすくなったり、看板にしたり、レシートに印刷したり、商品に付けたりもできますよ。
商品を入れるもの、包むもの
私は主に100均で購入した袋に入れていますが、世界感を出したいなら袋を作ってもいいですね。
旗や幕
出店してお客さんがお店で足を止めてもらう為には、まず、何を売っているのか分かってもらわないと止まってもくれません。幕や旗を毎回出店時にかかげているとお客さんが覚えてくれますよ。
ショップカード、名刺
店先に置いたり、商品を購入していただいた方へ渡すショップカードと、他の出店者さんへのあいさつの時や、イベント主催者の方へ渡す名刺があるといいですね。
私は、ショップカードはCanvaで自分で作り自宅で印刷していまし、名刺はCanvaで自分で作り、外注印刷してもらいました。
Sフック
テントにあるハリから商品を吊るす時や、出店中のゴミ袋を引っ掛けたり、商品を購入していただいた時に渡す袋や自分の荷物を引っ掛けたりできるので、重宝します。
紙、ペン、はさみ
商品札、値札など忘れたり、書き忘れたり変更したい場合にあると、便利です。
紙はいつも商品札や値札に使っているもと、大きめの紙を用意しましょう。はさみがあると紙を切ったりできます。ペンはいつも使っている色と目立つ色をもっていると、目立たせたい時に便利です。
ほうき、ちりとり
私は多肉植物を販売しているので土など落ちてしまうので、最後に落ちている土やごみなどを拾えるので欲しいものです。
購入していただいた商品を入れる紙袋かビニール袋が必要です。お店のロゴや店名を入れてもいいですね。
空調服と電熱ベスト
真夏の屋外での出店には空調服着用、帽子をかぶって、クールネックを付け、飲み物などをクールボックスに氷とともに大量に持参するなどして、暑さ対策は必ず惜しみなくしましょう。暑くて暑くて本当に大変です!!
真冬の出店は足元からの冷えと風が天敵です。足元はブーツ履いたり靴下2重履きをし靴用や靴下用カイロを貼り、ズボンは暖かい仕様プラスタイツを履く。手袋とフード着用、使い捨てカイロ持参と電熱ベストを着ましょう。
なれている出店者さんは、ストーブやこたつになるストーブを持参されていましたよ。
まとめ
いかがでしたか?用意するもの多いな~と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、どれも1回使ってなくなるものではないですし、出店時以外にもほぼ全部使えるものです。
何回か出店していると、必要な物が分かってきますし、商品の並べ方や量など分かってきます。出店者で同じTシャツやエプロンしたり、名札付けたりしている出店者さんもいらっしゃいます。
はじめて出店する時はテントや机などは借りてみて、今後も出店出来そうと思われてから揃えてもいいですね。
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